PowerPoint で埋め込みオブジェクトを操作する

PowerPoint で埋め込みオブジェクトを操作する

PowerPointファイルには、PDFファイル、Excelのグラフやワークシート、他のPowerPointプレゼンテーションなど、さまざまなオブジェクトを埋め込むことが可能です。また、特定のアプリケーションからPowerPointにコピー&ペーストすると、内容が埋め込みオブジェクトとして貼り付けられ、同時にその表示用の画像も生成されることがあります。

Slidewiseのインスペクターウィンドウでこれを確認するとわかりやすいです(下図参照)。
「埋め込みオブジェクト」である"oleObject1.bin"は5.1MB、「画像」である"image2.emf"はわずか201KBで表示されています。
つまり、不要なオブジェクトを削除することで、どれほどの容量を節約できるかが一目でわかります。


埋め込みオブジェクトを画像に置き換える方法

ファイルサイズを削減したり、非表示データを削除したい場合は、以下の手順で埋め込みオブジェクトを画像に置き換えできます:
  1. オブジェクトをクリックして選択し、Ctrl+Cを押します。
  2. スライド上で右クリックし、表示されるメニューから「図として貼り付け」を選択します(下図でハイライトされています)。

  3. 元の埋め込みオブジェクトを選択してDeleteキーを押します。

    • Related Articles

    • PowerPointで画像を置き換える方法

      Slidewise の画像置換機能を使用すると、PowerPoint では簡単に実行できない2つの重要な操作を実行できます。 トリミングや画像効果に影響を与えずに画像を置き換える 複数回使用された画像を一度に置き換える トリミングを変えずに画像を置き換える PowerPointの「図の変更」機能を使用すると、画像に適用されたトリミングや画像効果はすべて失われ、元に戻す必要があります。しかし、Slidewiseを使えば、トリミングや効果を変更せずに画像を置き換えることができます。 ...
    • PowerPoint の WDP ファイルとは何ですか

      WDP(Windows Media Photo/HD Photo/JPEG XR)は、マイクロソフトが開発した高効率な画像フォーマットです。JPEGよりも小さいサイズで保存可能です。 WDPがPowerPointに含まれている理由 PowerPointで画像に「アート効果」(影・ぼかしなど)を追加すると、元画像はWDP形式で保存されます。 効果が反映されたバージョンはPNG形式として表示用に保存されます。 WDPは後から効果を再調整する際に使用され、元に戻せるように保存されています。 ...
    • PowerPointからSlidewiseを一時的に無効化する方法

      PowerPoint でSlidewise を一時的に無効にするには、次の手順を実行します。 [ファイル] メニューをクリックし、画面の左下にある[オプション]をクリックして、 [アドイン]セクションに移動します。 [Microsoft アドインの表示と管理]ダイアログで、ドロップダウンで[COM アドイン]が選択されていることを確認し、 [設定] をクリックします。 Slidewise の横にあるボックスのチェックを外し、[OK]をクリックします。
    • PowerPointで画像を圧縮する方法

      Slidewise の 「画像検証」では、プレゼンテーションのファイルサイズを増大させている画像があるとレポートされることがあります。その主な理由は次の二つです: 大きすぎる → スライド上で縮小表示されているにもかかわらず、実際の画像サイズが非常に大きいことを示しています。 圧縮率が低い → 画像の寸法に対してファイルサイズが異常に大きいため、サイズはそのままに圧縮率を上げる余地がある可能性があることを示しています。 ...
    • PowerPointで校正言語を変更する方法

      PowerPointプレゼンテーションでは、プレースホルダーやテキスト要素ごとに異なる校正言語が設定されていることがよくあります。プレゼンテーション内で言語設定が統一されていないと、スペルチェッカーが正しく機能せず、プレゼンテーションの校正が非常に困難になります。 PowerPointの校正言語を統一するには、以下4つのポイントを意識する必要があります。 既存のコンテンツ ステータスバーに「言語」を表示すると、選択中のテキストがどの校正言語になっているかを確認することができます。 ...